MZPico カード

シャープ MZ-800 用の、Raspberry Pi Pico で動くオープンハードウェアのストレージシステムです。カセットテープも、純正のフロッピーやクイックディスクのドライブも要りません。Pico と小さな基板、数か所のはんだ付けだけで、実機が何でも数秒で読み込みます。

MZPico の基板
MZPico ファミリー — Frugal と Deluxe の基板。

できること

実機での画面

MZ-800 上の MZPico 起動メニュー
お気に入りのプログラムを並べられる起動メニュー。
MZ-800 上の MZPico ファイルエクスプローラー
ディレクトリーツリーと高速検索を備えたファイル一覧。

2 種類の基板

MZPico Frugal 基板
Frugal 基板 — もっとも簡単な構成です。ごく小さな基板に Pico を直接はんだ付けし、内蔵フラッシュを記憶領域として使います。microSD スロットは任意、レベルシフターは不要 — はんだ付けすればすぐ使えます。純正 Pico(2 MB)にも 16 MB の「パープル」互換品にも対応します。KiCad の設計データ →
MZ-800 に挿した MZPico Deluxe 基板
Deluxe 基板 — 全機能版です。5 V を確実に扱うためのレベルシフター、microSD スロット、I2S サウンド部を備え、MZ-800 上段スロットのレールにも収まり、Wi-Fi とクラウドストレージのために Pico W も搭載できます。KiCad の設計データ →

はじめかた

  1. オープンな KiCad の設計データから基板を作ります(基本的なはんだ付けができれば十分です)。まずは Frugal 基板に Pico だけを載せる形でもかまいません。
  2. お使いの基板向けのファームウェア .uf2リリースページから入手し、BOOTSEL を押しながら Pico の USB ドライブへコピーします。
  3. MZ-800 用のソフトを USB マスストレージ経由で書き込むか、このカタログから入手して、カードを挿し、本体の電源を入れれば完了です。

詳しい説明、設定のリファレンス、製作メモは MZPico-firmware リポジトリにあります。ハードウェアの設計は動作しており、ファームウェアは活発に開発中です。基板は CC BY-NC-SA 4.0 ライセンス、ファームウェアとこのカタログは GitHub で公開しています。